カッパドキアで日本人観光客二人が死傷したというニュースが流れた。
トルコが誇る世界遺産の一つであるカッパドキア。
このような素晴らしい光景の中で、
何があったら人を傷つける事ができるのだろうか。
多くの人は、自然の中に包まれると、
心穏やかになるものではなかろうか。
容疑者は26歳の電気作業員、
薬物乱用、わいせつ、窃盗など17の犯罪歴があり、
最近刑務所から出所したばかりだったと報じられた。
犯罪歴が17という事は、捕まっていない犯行が倍はあるのだうか。
刑期を終え、やっと出所し、仕事にも就いたのに、
何故、また犯行を繰り返してしまうのだろうか。
被害者の方々は、来春からの就職も決まっているそうだ。
学生時代の思い出に、
頑張ったご褒美として、
どのような思いで、このカッパドキアに来たのだろうか。
このカッパドキアでの感動が、この先の彼女達の人生で
どれほど役に立つものだったろうか。
それが、この1人の犯人によって、奪われてしまった。
何たる悲しい事件、亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、
重症から意識を取り戻された方のこの先の人生が
もう誰の手にも奪われないよう祈るばかりだ。
そして、カッパドキアには
治安を強化し、世界遺産としての誇りを失わずにいて欲しい。