大学受験の思い出

今年も受験シーズンがやってきた。
ここ数日、朝電車に乗ると、これから受験会場へ向かう
であろう学生や、合格発表を聞きに行くであろう学生、
親子の姿を多く見かける。

きっと彼らはこの日まで、それぞれに一生懸命に
勉学に励んできたことだろう。

その結果が、たとえ、それぞれ願う形でなかったとしても、
その現実を成長の糧にして前進してもらいたいと思う。

当然のことながら、私はこれまでに、数回、受験をした。

中でも一番心に残っているのは、大学受験だ。

後にも先にも、大学受験に向けての勉強以外に
勉強をしたことはないだろうと思う。

その努力が報われ、私は第一志望の大学に合格することができた。

私はそれまで、努力をしたことがなかった。
する必要もないと思っていたし、
しなくてもそれなりの成績を残していたからだ。

けれど、私にとって大学受験の為に使った時間、
努力の為につかった時間は、今の私にとって、
非常に貴重なものとなって残っている。

私は思う。

人間誰しも、何もせずして、理想の未来はつかめない。
努力せずして、前進することはできない。

私は今でも、努力することを止めてはいない。

数年後、今描く未来をつかむ為に、努力を続けている。

奇跡は起こすものなのだから。